第21回ラクロス全日本選手権・男子準決勝戦(大阪会場)

2010/12/19

第21回ラクロス全日本選手権大会・男子準決勝戦(大阪会場)

日時:2010年12月12日(日) 13:30試合開始
場所:
大阪・舞州運動広場球技場

VALENTIA(クラブ選手権1位) vs 京都大学(大学選手権2位)



スコア

チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
VALENTIA
6
2
0
1
9
京都大学
0
3
2
2
7

得点者

VALENTIA 京都大学
#8 丸山克也 (2)
#69 森紳吾 (3)
#44 島袋秀隆 (2)
#11 宮原茂大朗 (1)
#12 末木信丈 (1) #14 松永健太 (1)
#18 宇秋雅年 (1) #28 村井彰弘 (1)
#26 長田匡史 (1) #81 長浦佳祐 (1)
#29 青木隆太郎 (1) -
#36 長江秀 (1) -


審判
                                       
主審 田中恵太郎
副審 野村陵
坂本猛
CBO 中筋源太
BM 金子剛之

ゲームレポート

 今年も終わりに差し掛かり冬本番を迎えた中、第21回全日本ラクロス選手権大会準決勝、VALENTIA(以下、VAL)対京都大学(以下、京大)の試合が舞洲運動広場競技場芝面にて行われた。経験の差で抜きん出ている関東の社会人のVALが勝つか、それとも若さでは負けない関西の学生の京大が勝つか、注目の一戦が今始まる。

 第1Q、最初に得点したのはVAL#18宇秋、左上からのシュートを決める。そこからVALの猛攻撃が始まり、VAL#29青木が角度のないゴール左パイプラインからの得点。次に、#8丸山がクリアをカットしてゴーリーとの1対1の状況で得点する。さらに#44島袋が右上からのランニングシュートで得点。続けざまに#26長田がクリースでのカットプレイから得点。最後に#89平野から#8丸山までの素早い連続パスで得点し、観客を沸かせた。京大も負けじと攻めてエキストラで観客を沸かせるトリックプレーをしたが、得点には結びつかず、チャンスも作るが、VAL#13篠原に阻まれ得点できず、流れを変えられないまま第1Qは終了した。

 第2Q、京大が反撃に出る。フェイスオフからVALゴールに攻め込み、決定機を何度も作り出す。すると5分に、京大#69森がエキストラから豪快にミドルシュートを決める。しかし、VALも反撃。8分に#44島袋がゴール右上でディフェンスの裏を取りフリーでパスを受け、シュートを決める。さらに16分#36長江がゴール前に強引に持ち込み、シュートをねじ込む。VALの流れで試合が進むが、16分に京大#14松永がゴール右上から技ありのシュートを決め、流れを引き戻す。そしてこのクォーター終了間際に、京大#81長浦がクリアから一気にVALゴール前に持ち込みシュートを決め、後半に向けて京大にとって非常にいい流れで第2Q終了。

 第3Q、始めのフェイスオフの際にフラッグが飛び、VALのエキストラマンオフェンスとなる。そのチャンスを逃すまいと、ゴール裏にDFが引き寄せらている所を、京大#69森がパスをもらい的確にコースを狙いシュートを放ち、得点を決める。その勢いに流されまいとVALの激しい攻撃が続くが、京大の堅実な守りにより、VALの攻撃を防ぐ。そして京大のオフェンスに変わり、その勢いのまま攻めるもVALの守りが続くが、グランドボールからブレークを作り出し、京大#69森が強烈なシュートを決める。そして京大とVALの激しい攻防が続くも、8-5でVALの優先となり第3Qが終了する。

 第4Q、開始すぐに次々とシュートをねらい、積極的にゴールに向かう京大。しかし開始3分、VALのゴール前ではじかれたボールが、VAL#12末木によってゴール枠内に押し込まれ得点となる。しかし、すぐに京大#11水杉がゴール前正面から得点し、リードを許さない。またその直後、角度のないところから走りこみ、京大#28村井がシュートを決め、必死にくらいつく。VALのタイムアウト後、同時ファールが起こり京大ポゼッションから始まり、このエキストラ中に得点したい京大だが、なかなかVALは攻めさせない。ラスト3分、京大は引き続き粘りのオフェンスを見せ続けるが、グランドボールを勝ち取ったVALポゼッションでノータイムとなる。京大はクロスチェックを要求する最終手段に出たが、逆にアンスポーツマンライクコンダクトのファールとなってしまい万事休すとなり、そのまま9-7で試合終了となった。

 鮮やかなプレーで経験の差を披露して勝ったVALだが、最後まで諦めずに見る者も飲み込んでいくような試合をしてくれた京大にも来年度の躍進にも期待したい。


・Report:森實資治(甲南大学)/秋山太一郎(大阪教育大学)/野村太一(流通科学大学)/湯本真礼(神戸学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇

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